夢の中の夢、出口のない多重夢
00/03/29
久しぶりに夢の話。 夢の中で夢を見たことありますか? 僕はときどきあります。 が、今回は少しいつもより状況が複雑でした。 状況を把握しやすくするため、比較を図示します。
具体的には夢の中で夢を見て、1度夢の中で目を覚ました後、夢の中で2度目の夢を見て、再び夢の中で目を覚ましました。 で、さらにこの状況の複雑さに拍車を掛けたのが、夢Gが以前から繰り返しみている夢Aと、同じ内容だったことです。 夢G=夢Aにより、上記4の今回の夢は上記2の2度寝の夢と誤認され、結果として夢Fは僕にとって現実と認識されました。 僕は夢の中で“これは夢だ”と気づくことが多いのですが、今回は夢Fが現実と思い込んでいますから、出口がありません。 今回の夢は中身がある意味で安らかなものでしたから、ことさらパニックにおちいることはありませんでした。 が、出口のない悪夢の構造は、なんとなく理解できたように思います。 さて夢の中身です。 起床後5時間近く経過した今もかなり詳細に記憶していますが、内容が内容だけに概要だけ。
それぞれの目的地へのルートは僕は右。彼女は左の地下鉄の入り口。 でも僕は時間に余裕があったのか、未練があったのか(たぶんその両方です)とりあえず駅まで送ることにします。 下に伸びたエスカレータに彼女は乗ります。 僕も続けて乗ります。 が、不思議なことに、同じエスカレータに乗っているにもかかわらず、僕の足元は階段と同様に動きません。 どんどん下に降りて行く彼女を、僕はあわててドタドタと追いかけます。 やっと追いつきそうになったとき、彼女は言いました。 「あなたは、こっから先は来ちゃダメよ。じゃあ元気でね」 で、夢Hから覚めて夢Fに移行。 夢Fの中の僕は、夢Hの内容から彼女の死を感じます。 さらに目が覚めて(これは現実) 「おいおい、奥さんに後ろめたい夢を見たくらいで、いくら音信不通とはいえ、勝手に死んだことにするのは、あまりに ひどいよナ」と思いましたね。ゲラゲラ。 桝田省治
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