41歳になる前の決意表明
01/01/15
最近読んだ本によると、生物としては最後の子供を残し終えた時点から後は“余命”と定義するらしい。 ということは、妻がそれなりの年齢で3人の子供をもつ僕は、既に生物としては“余命”の段階に入っている可能性が高い。 ただし人間は、DNAの乗り物としての生物という以外に、文化や習慣、癖、好みなどを伝えることでも、自己複製を作る希有な特性を もっている。 これが遺伝子に対抗して、ミームとか模倣子と呼ばれる因子である。 40歳から“余命”を生きるのはなんだか寂しい…。 てことで、来週1月22日、41歳になる前の決意表明。 これからは積極的かつ効果的に、僕のミームを本能に根差して振り撒こうと思う。 幸い僕はゲームデザイナーで、10万人単位で桝田省治菌に感染させるには、絶好の特殊な職業である。 ちなみに猿と人のDNAの違いは約1%。 個人個人の違いは、さらにその1%程度らしい。 ということは目茶苦茶な論理だが、アナタの人格に1/10000ほど影響を与えれば、DNAより効率よくアナタは僕の複製となる。 さらに1/10000ずつ1万人に桝田ミームを植え付ければ、子供をひとりもつのと同じ計算だ。 そういえば、かく言う僕ももちろん既に他人の影響を受けている。 ウチの奥さん色、さくまあきら臭、高山みなみ毒などなど。 最近は三石琴乃血も。 (なにしろ20時間以上も彼女の声を集中して聞いたのだから当然の結果だ) たぶんそれぞれが僕の人格に、プラスかマイナスかは知らんが、1/10000以上は侵入しているはずだ。 改めて考えてみると、人間の成立要因っておもしろいナ。 桝田省治
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