業参観は楽し、その2

02/05/13


 ※以下は「授業参観は楽し、その1」を先に読むことを推奨する。

 クイズ:理科室で口がふたつ、これな〜んだ。
 答えは1番下に書く。その前にさらにヒント。
 3.水族館によく展示されていて、記念写真の人気スポットだ。
 4.有名な映画のタイトル、といえば…。

 僕の仕事のうち、たとえば「ゲームに新たに導入した概念の意味をプレイヤーに知らせる」なんてとこは、毎度悩む点である。
 簡単すぎては役立たないし、くどくど説明されてもわかりにくいしだいたい鬱陶しい。
 僕も含め、解説書を読まないプレイヤーも多い。
 説明のタイミングや具体性のサジ加減には、かなり気を使う。

 ちなみに今までで会心の出来だった説明は、リンダキューブの冒頭“箱舟”という記号である。
 「期限内に動物を集める」という不可思議なゲームの目的を一発で理解させるには、これ以上ない説明だったと思う。

 僕にとって、長男と次男のふたつの授業は、情報伝達の難しさをあらためて確認するいい機会になった。
 参観日もたまには行ってみるものである。

 さてクイズの答えだ。
 サメの顎部分の骨格標本である。
 おそらくは2重の歯列を見て、内と外に口がふたつあるように思えたのだろう。
 わかってしまえば事実は、意外なほどシンプルだ。

 

 

 

 

 

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