ネクストキングの正体
97/06/27
僕自身ネクストキングの分類、あるいは面白さの正体が何であるのか、ゲームとしてカタチに
なって様々な人がプレイした後も、よくわかりませんでした。 でも昨日の朝、やっと納得のいく答が出ました。 結論からいいます。 ネクストキングの正体は「対戦型の初心者向けのテーブルトークRPG」です。 正確に言えば、テーブルトークRPGの面白さを再現しようと一生懸命アプローチして、ある 部分は成功しある部分は遠く及ばなかったわけですが。 僕自身は15年ほど前にルールがシンプルで、ちゃんとしたマップもある、つまりは市販の初 心者向けのモノを2度ほど遊んだ経験があるだけなのですが、正体は絶対にアレです! 僕は新しいモノを作ったつもりでしたが、実は先祖返りしていたわけですね。 女の子とか恋愛の部分はテーマやモチーフに過ぎませんし、サイコロは振りますがスゴロクや いわゆるボードゲームではありません。 あえて分類するなら「テーブルトーク風対戦RPG」です。 それにしてもこの正体にもう少し早く気づいていれば、ベクトルが整理できてもっと潔いゲー ムにできたのに非常に残念です。 なぜこれに気づいたかというとファミ通のミキちゃんのレビューで、彼女が「これはRPGで す」と決めつけてくれたおかげです。 やっぱり“女のカン”は、1年がかりの“男の論理”をやすやすと超えてしまうわけですねェ。 重馬くんが言ってた「通信向き」というキイワードとも整合性があります。 雑誌で「スゴロク」と書かれるたびに「違うんだけどなあ」とバクゼンと感じていた理由もわ かりました。 1年余り、悩んでいた謎が解けて、やっとよく眠れます。 それにネクストキングが進化するとしたら、その方向性も確認できました。 広井さんがトイレから戻ってきたときの顔のような気分だ!! PS. 広井さんはひどい便秘。 |