○間合いとパーソナルスペース エヴァンゲリオン2に存在するすべてのキャラクターには、パーソナルスペースという自分だけの空間があります。 男性用トイレの小便器で、用を足す時、便器を一個から二個あけて用を足すことは良く知られています。これがパーソナルスペースを視覚的に見た例です。 ふだん意識はしていませんが、男女問わず、だれもがパーソナルスペースをもち、だれもがこのスペースに入られることを嫌がります。
エヴァンゲリオン2には、このパーソナルスペースの概念がゲームに実装されています。 下手に近づくと距離取られますし、この距離がそのまま人間関係や、相手に対する行動の選択肢を定めます。 生活指導の先生からは10mの距離でも嫌がって逃げますし、大好きな人の近くではこの距離はなくなります。
エヴァンゲリオン2において、人と仲良くなることとは、このパーソナルスペースをいかに中和して、中に押し入るかを意味します。
ええ、勘のいいひとはお気づきの通り、これはATです。 ATとは心の壁よ。といいますが、これは実際に目で見ることが出来るようなものなのです。 |