青い光が集まって、柱になる。
小村 佳々子(17(七つの世界を旅する女子高生))は、頭から砂漠に突っ込んだ。 風に揺れるスカート。
「…」 小村 佳々子は、しばらく上半身を砂漠に突き立てて逆立ちしていたが、そのうち息がくるしくなったのか、じたばた 暴れはじめた。 倒れて、頭を出す。肩で息をしていた。
「…眼鏡眼鏡…あった。」 眼鏡をかける。
「ここは、前いたところに似ているけれど…違う場所なのかしら。」 しばらく考えた後、一人うなずく佳々子。
「それはそうね。」 なにがそうなのかは分からないが、佳々子は、小さい握りこぶしをにぎった。
「千里の道も一歩から、アームストロング船長ありがとう。よし、がんばろう。」