1.

青い光が集まって、柱になる。

小村 佳々子(17(七つの世界を旅する女子高生))は、頭から砂漠に突っ込んだ。
風に揺れるスカート。

「…」
小村 佳々子は、しばらく上半身を砂漠に突き立てて逆立ちしていたが、そのうち息がくるしくなったのか、じたばた 暴れはじめた。
倒れて、頭を出す。肩で息をしていた。

「…眼鏡眼鏡…あった。」
眼鏡をかける。

「ここは、前いたところに似ているけれど…違う場所なのかしら。」
しばらく考えた後、一人うなずく佳々子

「それはそうね。」
なにがそうなのかは分からないが、佳々子は、小さい握りこぶしをにぎった。

千里の道も一歩から、アームストロング船長ありがとう。よし、がんばろう。」



          
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