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「絢爛舞踏祭」で最も力を注いだのはどの部分ですか。注目して欲しい部分はあるでしょうか。

A:

絢爛で力を注いだのはもちろん、全部です。
注目して欲しいのは、NPCの視覚介入モードですね。
単に眺めているだけでも楽しいと思いますし、心が躍るほど面白い現象がたまにおきます。
やっと、人間が動かすよりも面白い動きを作れるようになりました。



ゲーム内で繰り広げられる現象はどのようにして生まれてくるのですか。

A:

コンピュータがシミュレーションします。



シミュレーションされた展開の中で、一番思い出深いものは何ですか。

A:

ナイアル・ポーがエリザベスを部屋でマッサージしてたのを開発スタッフが目撃して、スクリーンショットをまんまと取り逃したことです。

俺も見たかった。私の人生ではもう一生見れないかも知れない、そういうエピソードです。
後は水上警戒して5人くらいで甲板に並んで生存者探したことですね。



「絢爛舞踏祭」をどのようにを楽しむと、最も早くゲームの世界に馴染むことが出来るのでしょうか。アドバイスをお願いします。

A:

プレイヤーが変われば絢爛になじめますし、楽しめます。
このゲームは高性能を追求する途中で人間工学的配慮を完全に切りました。
ゲームが人間様にあわせるのではなくて、人間がゲームに適応する、これはそういうゲームです。
その代わりに、機械的性能ではこのゲームでは最高最良を保障します。
人間工学的配慮を削って浮いた予算は全部性能向上にまわしました。単純予算比ではここまで極端なシフトをひいた例はないと思います。

本物のゲームというものは、プレイヤーがゲームを征服して、ついには人機一体となって限界に挑戦するものです。

私は、現状ゲームのもつ限界=レコードを全部絢爛とその使い手で書きかえるために、ジャジャ馬をつくりました。このゲームを扱えるということがプレイヤーの名誉であり、作り手の名誉であることを祈願してそう設計しています。

もちろんこれは、初心者や女性を切り捨てているわけではありません。
単に要求しているだけです。使いこなせと。
初心者だろうが女性だろうが人間でゲーマーなら後はセンスと努力の問題であると考えています。
なに、そんなに難しいことではありません。心にイメージをかき抱き、工夫し続ければいいだけの話です。


vol. 2



絢爛舞踏祭公式サイト KenRan.net