絢爛舞踏祭のゲームデザイナーである『芝村裕吏』氏にインタビューを決行!
数回に分けてお届けします。



「絢爛舞踏祭」を企画したきっかけと理由を教えて下さい。

A:

SCEの永野さんがある日私のところにやってきて、企画が欲しいと言ったのが理由ですね。
ガンパレは失敗だった(当時はまだ売れてなかった)が、僕はあの系のゲームに可能性を感じています。どうでしょう。作ってくれませんか、という依頼だったので受けました。
当時、周囲はガンパレに失敗作のレッテルをはってましたが当事者の一人である永野さんの心の中では、そうは映ってなかったんですね。
それは私にしても同じことでしたんで、仕事することにしました。と言うだけの話です。



ゲーム開始時に“ゲーム”であることを強く意識させるメッセージが出て来ますが、このような作りにしようと思ったきっかけ・理由について教えて下さい。

A:

ゲームデザイナーとプレイヤーが戦うというのが、ゲームでの正しい作法です。
私は作法に従いました。今度はね。

前の時、私は非力だった。だからだまし討ちしました。
でも今は違います。私も少し成長しました。右手に正論の剣を、左手に人望の盾をもって、堂々たる敵役として姿を現そうと思います。ありていに言うと、今度はいろんな邪魔者と外野を根こそぎ片付けたので、私とユーザーと、直接手をとりあって踊りましょうということです。

名乗りをあげ、これは挑戦であることを明示し、ゲームと言うフィールドの中で私の思う最高のプレイヤー達と戦ってみたいと考えています。

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絢爛舞踏祭公式サイト KenRan.net