4.

ポーズ威厳を帯びた声で言っても、破廉恥な上に失礼は寝たまま反応しないので、さらにさらに水の巫女頭に来た。ゴロンゴロンとかぶり物についたを鳴らしながら、肩を怒らせて拳を握り、腕をふらずにに近寄る。

下を見る。  しゃがみこんだ。

「おきなさい。」
「…」
「おーきーなーさーい!」

 妹人は、ユサユサと体を揺らされた上に耳元で大声を出されてうめいた。 体の中の鉛弾が、揺らされるたびに暴れる。

「…は?」

 が抜けているせいか、反応が、鈍い。

「ここは女人禁制ですよ!」
「そうか。」
「…あの。」

「おきなさい。」
「…」
「おーきーなーさーい!」

 妹人は、ユサユサと体を揺らされた上に耳元で大声を出されてうめいた。 なんだか連載回目死んでしまいそうな痛みだった。

「だから、ここは女人禁制ですよ!」
「…そうか。だったら…悪いがどこかに行ってくれないかな。出来るなら、医者 を連れてきてくれると助かる。」
「なんで私がどこかに行かなきゃならないんですか。」
「…だから、女人禁制なんだろ。」

 水の巫女は、しばらく上を見た頬を赤くして、下を、妹人の顔を見る。小さな声。

男子禁制です。」

「…」



          
2001 (C)AlfaSystem co.,ltd All right reserved.