(ルールブックのうち、以下の項目は停止し、このサプリメントを使うこと)
- キャラクター作成
- 成功要素数の限界
- シーンに関する全てのルール
キャラクターは以下の手順で作られます。
- 根源力の決定と配布
- 原型の選択
- 原設定の選択
- 能力の決定
- 設定の決定
- 成功要素の登録
このうち、成功要素の登録は必須ではないので、『5.設定の決定』までをやってキャラクターの完成とすることが出来ます。
以下に、順次決定しています。
- 根源力の決定と配布
A−DICにはプレイヤーキャラクターを作る際の根源力が書かれています。
この数値をそのままプレイヤー達に伝えて、(データレコードシートに)書き留めさせてください。
NPCの場合、SDが根源力を決定してこれを記録します。
- 原型の選択
A−DICの中にキャラクター原型がありますので、その中から任意の原型を選んでください。ただし、与えられている根源力によっては選択できないものもあります。
- 原設定の選択
原型の中には項目としてABCDの3つの項目があります。
該当するものの中から、それぞれ1つづつの項目を任意で選んでください。
任意でなく、無作為に選ぶことも出来ます。その場合はサイコロを1つ振ってください。項目に1から6までの数字が書いてあり、それがサイコロの出目に対応しています。
- 能力の決定
原型に書いてある原成功要素を引き写し、原型にある根源力配分比に従って根源力を配分して書き留めてください。
- 設定の決定
原設定と能力を元に、これらに反しない、逸脱しない範囲で設定を作ってSDの許可を得ていきます。 決定した設定は書き留めなければなりません。
- 成功要素の登録
能力をSDが設定する判定単位で割った数までを、それぞれの原成功要素に付随する成功要素として登録することが出来ます。
判定単位は特に定めがない限り、人間サイズ(100)になります。1000能力があれば10個までの成功要素を登録することが出来るわけです。
なお、端数は4捨5入です。
例:
原成功要素 <魅力> 能力300 判定単位100の場合、原成功要素 <魅力>に付随する3つまでの成功要素が登録できます。
成功要素の名前は、原成功要素に付随し、他に同名の成功要素がなく、かつ設定に反しない逸脱しない範囲でSDの許可を得られるのであれば、後述する万能成功要素に抵触しない限り、自由に決めることが出来ます。
(つまり登録可能な成功要素は、固有の名前で設定にあったもので、万能ではないとSDが判断するものに限られると言うわけです)
Aの魔法陣はSDが設定し提示する<目的をプレイヤーがプレイヤーキャラを操作して(プレイヤーが複数いるなら協力して)達成>し、その過程をみんなで楽しむゲームです。
目的はM*から始まる以下の書式で記述されます。
ゲーム目的の書式
M*目的内容: | 目的を達成するための難易度: | 判定単位: | 制限時間(制限理由): | ターンピリオド: | 前提: | 抽出条件 |
例:
M*花見をする: | 難易度3: | 判定単位 100: | 制限時間 30分(閉園): | 1ターン 30分: | 難易度決定の前提 30分(つまり1ターン): | 日本人の場合: 抽出条件は花見にあいそうなもの |
上の例の場合、ゲームの目的は花見をするでその難易度は3、判定単位は100。制限時間は30分で1ターンは30分。つまり1ターンで終了する。
難易度決定の前提は30分かけて日本人がやる場合で、花見にあいそうな成功要素は抽出される。という意味です。