ウォードレス　-Ａの魔法陣-

土塁: 土嚢を積んだ古典的な陣地構築物。簡単に用意出来る上にたくさん積み上げればウォードレスの装甲を上回る防御力を発揮出来る。陣地構築には一人分で１０人時間(※)必要である。
調達難易度は一人分の陣地で１。まとめて調達することも出来る。
鉄条網: 　古典的な陣地構築物。対歩兵には有効だが、ウォードレスにはきかない。
調達難易度は５００ｍで３。
予備弾薬: 　各種の武器の予備弾薬。
調達難易度は一個２で、まとめて調達することも出来る。
通常より複雑、あるいは入手困難な場合では調達難易度が最大で＋２される。
自動車修理工場: 　技術に劣る世界でも自動車修理工場はあることが多く、ウォードレスはこれらの工場を徴発して整備出来ることを前提に製作されている。
　トレーラーで移動整備基地を作ることも可能である。
調達難易度は６。
スペアパーツ: 　ウォードレスの整備に必要な予備部品のこと。
スペアパーツ１機分で通常の戦闘任務なら１週間（７日）の整備が出来る。
訓練なら倍、激しい戦闘なら３日程度である。
調達難易度は５。
共食い整備: 　同じタイプの機体を分解して整備や修理に必要なパーツを確保すること。
一機を使ったウォードレスの共食い整備は３機分のスペアパーツと見なす。
調達難易度: 　装備を調達する判定における成功判定での難易度の目安を言う。
裏マーケット: 　装備の調達に使用する場所の一つで、正規ルートよりもうるさくない分、手にいれ安い時もある。
事務技能: 　装備の調達に使用する技能。
独学不可能で４００時間の訓練が必要である。
火力制圧: 　頭を上げられないほどの密度で弾が行き交うこと。
移動・攻撃に制限がつく。
インナースーツ: 　ウォードレスの下に着る服のこと。身体の線が露骨に出る。
頭には髪を隠すためのヘッドブラジャーをつける。
悪地: 　ウォードレスの苦手な地形の総称。
砂漠、湿地帯など地盤が脆弱なところ、極端に狭い場所を言う。逆成功要素の一つ。
ムダ毛処理: 　ウォードレスのインナースーツではその特性上頭部以外の毛を処理することが必須であり、このためウォードレス兵は脱毛クリームを持ち歩くことが多い。
トイレパック: 　ウォードレスは簡単に着脱できる訳ではない（２０分かかる）ので、トイレ装備は必須である。すべてのウォードレスには大小ともに溜め受けることが出来るトイレパックを装備している。
それでもあまり、この漏れることも少なくない簡易装置のお世話になるのは皆いやがり、ベテランともなると前日から水分を控えめにしている。
なお、下痢を訴えるウォードレス兵は、軍医から出撃を禁止される。
プレステがいくつあっても足りないぜ: 　命がいくつあっても足りないの意味。
通常、ウォードレス兵が死んだ場合は、友人が形見をもらうことが通例になっており、この場合の形見一番人気は第七世界製のゲーム機というのが一般である。
ラジオネーム: 　作戦において使われるコードネームのこと。
ウォードレス兵の場合は奥さんや恋人の名前をつけることが万国共通で、これらがない場合は、マンガやアニメのキャラクター名を採用するのが普通である。
隊員順にこの名前の後ろにＡＢＣの頭文字の単語をつける。
　隊長だけこの規則に従わず、コマンドをつける。

例：二番目の隊員はゆかりブラボーをラジオネームにする。
フォックスママ: 　ウォードレス兵を輸送するエンジンと主翼が９０度上を向くタイプの垂直離着陸機。完全装備のウォードレス兵四十名を輸送することが出来る。
後部ランプから兵を降ろすことが出来る。非武装で装甲はないに等しい。
調達難易度は２０。
輸送ヘリ: 　ウォードレス兵を前線まで輸送する大型ヘリコプター。
完全装備のウォードレス兵八名を輸送する事が出来る。
　支援用にロケット砲を装備しており、装甲がそれなりに厚いため、ウォードレス兵による強襲作戦にも用いられる。
　ウォードレス兵２名分の面積を使って医療用担架をひとつ運ぶことが出来る。
調達難易度は１５。
シーカー: 　ウォードレス兵が運用する使い捨ての無人機で、プログラムされた軌道で移動しながら索敵する。　カメラつきラジコン飛行機である。
　敵の位置を知らせるために、二発までの発煙筒を落とすことが出来る。
大きさは翼を畳んで５０ｃｍほどである。調達難易度は３。
ウォードレス”ルブラン”: 　ウォードレスの一つで甲殻型ウォードレス。アルファ・フジオカ製。
標準的なウォードレスで背に肩キャノンとジャンプロケット、もしくはジャンプロケット２つ、手にハンドライフルを装備する。ダガーは固定装備である。
真空から重力戦闘まで可能にデザインされており、降下戦を得意とする。
　元は百年以上前に宇宙軍歩兵のために開発されたものだが、アルファではこれを独自に義勇社員用に改良して運用している。
調達難易度は７。
ウォードレス”デュマ”: 　ウォードレスの一つで甲殻型ウォードレス。アルファ・フジオカ製。
全長９ｍ近くの超重ウォードレスで背に肩キャノン２つ、手にハンドライフルもしくはハンドキャノンを装備する。ダガーは左手に固定装備である。
真空から重力戦闘まで可能にデザインされており、降下戦を得意とする。
　ウォードレスから見れば、すさまじい装甲防御力とセンサー能力を誇り、シーカー４つまでを装備の上同時に運用出来る能力を持つ。グリーレ１２用の砲を９２ｍｍＱＦとして装備出来る。ジャンプ能力を持ち、立体戦闘が可能である。
調達難易度は１２。もともとはセプテントリオンの人型戦車、士魂号Ｍ型だが、アルファはこれを元に非人道的でないものに作り替えて少数量産した。
ウォードレス”ランボー”: 　ウォードレスの一つで甲殻型ウォードレス。アルファ・フジオカ製。
最軽量の無装甲、センサー未装備のウォードレスで、旅行トランクにいれて持ち運びが出来るために潜入工作する分にはかなり重宝される。
　人間用の火器を装備することが出来る。ジャンプロケットなしでジャンプ出来る機動性を持つ。ダガーとハンドライフルを装備可能。
　調達難易度は５。別途装甲エプロンを難易度５で入手して標準程度のウォードレス並の装甲を得ることが出来る。ただし、この場合ジャンプ能力は失われる。
ダガー: 　ウォードレス用の近接武器で、山林での枝払いにも使用される。
戦いにおいては突いて運用し、ウォードレスの装甲を簡単に貫通させられる。
ウォーアクスより戦闘力は低いが、サイズが小さく、入り組んだ地形では使用頻度も多い。
アルファ・フジオカ製。
調達難易度は３。
肩キャノン: 　ウォードレス用の短砲身低圧砲で、７５ｍｍＬ２４とほぼ類似の性能を持つ。
アルファ・フジオカ版の７５ｍｍＬ２４と言っても良い。
違う点は口径長が７６．２ｍｍであることと、対戦車ロケット弾や対空ミサイル弾、迫撃砲弾などの特殊弾がある点である。
調達難易度は９。５ターンで全弾を撃ち尽くす。
ハンドライフル: 　アルファ・フジオカ系のウォードレスが装備する標準的な装備。
口径は２３ｍｍで長さは１ｍ半ある。重量は３０ｋｇ。弾帯式。
水冷式で、長時間の連射にも耐える。
初速が非常に速く、射程は１ｋｍほどである。集弾率は非常に良く、重ウォードレス兵を一撃で破壊出来る。（超重ウォードレスや戦車は無理だが）
フルオート連射にはストッパーがかけられており、弾の消耗にある程度の歯止めがかけてある。通常は単射で戦闘する。（これは１２．７ｍｍなどと比較して同重量比で弾薬数量が減るためである）
弾には２種類あり、グレネードのような榴弾（火力制圧用）、徹甲弾を使い分ける。
　調達難易度は５。３ターンで全弾を撃ち尽くす。連射では２ターンである。
長砲身キャノン: 　アルファ・フジオカ系のウォードレスが装備する４０ｍｍ高射機関砲。
非常に重く、大きさは２ｍを越える。重量に至っては１００ｋｇを軽く越える。
弾倉式（１０発）で射程は１ｋｍほどである。
　機動性が著しく下がるため、普通のウォードレスでは用いられないが、超重ウォードレスはこれを標準装備として携行する。これはジャンプ中の射撃により戦車の装甲すらも撃ち抜けるためである。また、このクラスではウォードレス兵でも火力制圧されうる。歩兵相手ではさらに広い範囲を制圧可能である。
弾には３種類あり、グレネードのような榴弾（火力制圧用）、徹甲弾、対空近接信管弾を使い分ける。
　調達難易度は９。３ターンで全弾を撃ち尽くす。対空連射では１ターンである。
近接防御兵器（ＳＭ兵器）: 　７．６２ｍｍ弾を装備する小型の機関銃。アルファ・フジオカ製。
本体に取り付けることが可能であり、文字どおり手を取らない。
重量３ｋｇ。射程は８０ｍ程度である。４０発入弾倉をつける。
　調達難易度は５。通常のウォードレスの装甲を貫通出来ない性能だが、５ｍより近い場合は別で、この点は肉薄攻撃の防御用に、火力制圧用にと、活躍を期待出来る。歩兵相手には非常に強力である。
２ターンで全弾を撃ち尽くす。
戦術核兵器: 　直径１ｋｍ程に放射能をばらまき、爆風で２００ｍほどをなぎ倒す小型核兵器。陸軍でもこの種の核砲弾や核地雷を保有しており、全面核戦争、限定核戦争双方で使用可能な状況になる。
　ウォードレスは対ＮＢＣ兵器装備を持つため、核で汚染された地域の突破にも使用される時がある。
調達難易度は９９。
Ｃ兵器: 　化学兵器。ウォードレスは対ＮＢＣ兵器装備を持つため、戦闘に際してあらかじめＣ兵器をばらまいた後でウォードレス兵を突入させるという戦術を取ることもある。
調達難易度は５０。
グリーレ１２: 　１２０ｍｍ低反動砲を装備した自走砲。砲塔を持たず、装甲は戦車に及ばないものの２０ｍｍ弾までは問題なく防御出来る。
　ウォードレス兵が苦手なトーチカ潰し用に開発されたもので、積極的ではないが防戦用に対戦車任務を負うこともある。装弾数は弾倉１０発。予備弾倉３つである。
　ウォードレス兵がそのまま操作出来るように戦闘室が大きく、オープントップになっている。装軌式で最大速度は４０ｋｍ時。砲弾の装填は自動である。
対戦車徹甲弾と家屋破壊弾、榴弾の３種類を使用する。１発でかなり広い範囲を火力制圧できる。
射程は２ｋｍ。上面からの攻撃に弱いため、戦いの基本はヒットアンドアウェイである。
　調達難易度は１２。４０ターンで全弾を撃ち尽くす。
ジャンプロケット: 　アルファ・フジオカ系ならではの装備で、ウォードレスがジャンプ機動できるように作られたもの。第５世界での戦訓からセプテントリオンは目立つ上に的になりがちなこの種の兵器は不要と判定したが、アルファは逆に、この兵器の機動性はウォードレス戦術を根底から変えうると積極的に導入した。
　現在のものは３回まで使用でき、高度３００ｍ。最高速度７０ｋｍながら多くの障害物を飛び越えるのに重宝される。
　調達難易度は５。
ハンドガン: 　歩兵用装備。拳銃である。１１ｍｍ弾を使用する。弾数は７で、連射機能もある。射程は６ｍと正規軍相手では気休め程度だが、犯罪に使用する場合、普通警察を相手にするなどでは非常に有効である。
　調達難易度は２。
アサルトライフル: 　歩兵用装備。突撃銃である。５．５６ｍｍ高速弾を使用する。弾数は４０発で、３発までの連射機能がある。小型弾の使用で携行弾数を稼ぐタイプの銃で、この武器では弾倉を調達する際、＋１個して受け取れる特徴がある。

射程は３００ｍとされているが、森林では軽い弾の悲しさか、木や草に当たっただけで弾道がかわり、命中率が大きく下がる。また、大風にも弱い。銃剣を装備することが可能で、この場合、近接戦ではかなり強くなる。
　調達難易度は３。
肩撃ちロケット砲: 　歩兵用装備。肩撃ち式の無誘導ロケット砲。本来は対戦車用の装備であったが、相手が籠もる建物に対して非常に効果があることが分かり、最近では陣地攻撃のために使用される時の方が多い。単発で使い捨てである。
一発で火力制圧が出来る。
　射程は２００ｍ前後。命中すればウォードレス兵でも無事ではすまない。
　調達難易度は３。
手榴弾: 　歩兵用装備。手投げ弾のこと。３ｍ半径に爆風や破片を与える。
火力制圧が手軽にでき、間接射撃が可能である。（障害物越えで攻撃できる）
射程は３０ｍ。投げるものの肩による。ウォードレス兵にはアサルトライフルより効果があり、数発（３発）で行動不能に追い込むことが可能である。
　調達難易度は１。３発まとめて入手する場合２である。
信号弾: 　特定色の光を残して飛んで行く信号弾。専用の銃（単発）を使用する。
調達難易度は２。弾は三発がつく。色は７色から選択可能である。
発光弾: 　６０秒程の間明るく輝く弾。専用の銃（単発）を使用する。
調達難易度は３。弾は５発がつく。
土木作業装備: 　ウォードレス兵で土木作業を行うための道具類。
道路の修復、陣地構築、仮設架橋、井戸掘削、治水対策などを行う事が出来るようになる。
専門的な用具や知識が必要な攻城（トンネル掘削、爆破準備）などはこの装備では行う事が出来ない。
医療装備: 　戦場における応急医療用具。対ＢＣ兵器用品、痛み止めのモルヒネなどが含まれる。

人時間とは
man hourの日本語訳。
「人月(man month)」という形で使われることが多い。
「1人の人間がその仕事をどのくらいで終わらせる事ができるか」という、プロジェクトの規模・工数を表す単位。