ゆかり戦記　-Ａの魔法陣-

カード: 　ゆかりが遊んでいるカードゲーム”アルカランド”のカードを言う。
カードは一つづつ、独立した成功要素である。
アルカランド: 　ゆかりが遊んでいるカードゲームの名前。
五枚のカードを使って戦闘する集団格闘ゲームで、プレイヤーは任意の五枚のカード（同じカードを持ってもかまわない）を持ってゲームを開始する。
試合時間は１シーンである。
戦場はデュエリストと呼称されるプレイヤーが今いる場所である。
成功要素はそれまでのシーンと同じように使用できる。
プレイヤーは互いのチームリーダーを破壊すれば勝ちとなる。（勝利条件）
　五枚のカードのうち、最初にどれが引かれ、手札になるかはランダムか難易度５の成功判定を必要とする。（ＳＤがこれを決めること）一度使ったカードは使用出来ないし、使わず取っておくこともできない。
手札は１枚きりでそのカードのみ使用出来る。使用したら、次のカードを引くこと。この場合でもどれが引かれ、手札になるかはランダムか成功判定を必要とする。（ＳＤがこれを決めること）また、一度使ったカードは使用出来ないし、使わず取っておくこともできない。
暗黒カード: 　ゆかりが遊んでいるカードゲーム”アルカランド”のカードの中で、趣味が悪いものを言う。
万里の壁: 　カードの一つ。高さ１０ｍ、幅４ｍ、厚さ４ｃｍの壁を、術者が接触した床、さもなくば地面から生じさせる。
紅の天使: 　カードの一つ。紅の天使を術者が接触した床、さもなくば地面から生じさせる。
紅の天使は亜音速で飛行可能であり、術者の敵を打ち倒すための剣をもっている。
羽妖精: 　カードの一つ。羽妖精を術者が接触した床、さもなくば地面から生じさせる。
羽妖精は術者が歩く速度で飛行が可能であり、青白く輝いている。人語をしゃべることが出来る。
猫妖精: 　カードの一つ。猫妖精を術者が接触した床、さもなくば地面から生じさせる。
猫妖精は幅５ｍｍ以上の幅があればすりぬけて歩くことが可能であり、術者の敵を打ち倒すための剣をもっている。
聖なる鎧: 　カードの一つ。聖なる鎧を出現させ、術者に装着する。
聖なる鎧は非常に軽く、動きを妨げることはない。
隕石招来: 　カードの一つ。１００ｍ級の流れ星を付近５ｋｍのどこかに着弾させる。
大変レアなカードで通常、プレイヤーは手にいれることは出来ない。
飛行魔法: 　カードの一つ。術者は１５分の間、空を自在に駆けることが出来る。
その速度は術者の走る速度に同じである。
魔弾: 　カードの一つ。ある方向に向けた手のひらから５０ｃｍ離れたところに鋭利な刃物を出現させ、そのままある方向に、何かに刺さるか、はじかれるまで直進させた後消滅させる。３００ｍを飛ぶとこの刃物は消滅する。
その速度は秒速３００ｍである。
炎の珠: 　カードの一つ。ある方向に向けた手のひらから４ｍ離れたところに約１０００度の炎の珠を出現させ、そのままある方向に、何かにぶつかるまで直進させた後消滅させる。３００ｍを飛ぶと炎の珠は消滅する。
その速度は秒速６０ｍである。
精霊手: 　カードの一つ。ある方向に向けた手のひらに接触するものを破壊する。
魔力増大: 　カードの一つ。次に使うカードの成功要素を＋１する。
動く死体: 　暗黒カードの一つ。動く死体を術者が接触した床、さもなくば地面から生じさせる。
動く死体は術者が歩く速度で歩行が可能であり、破壊されない限り術者の命令に従おうとする。
犬妖精: 　暗黒カードの一つ。犬娘を術者が接触した床、さもなくば地面から生じさせる。
犬娘は術者が歩く速度で歩行が可能であり、ドジで間抜けで泣き虫ながらけなげに術者の言うとおりに働こうとする。
あなたの町: 　ゆかり戦記の舞台。貴方の起居(ききょ)する市町村がゲームの舞台であり、設定は現実のそれに準拠する。
ハッキング（ハック）: 　コンピュータプログラムの世界で古来からの技術的挑戦をいい、善悪の観点をもたない。ハッキングするものをハッカーといい、技術系の人間への尊称として使われる。　遠隔地からのコンピュータへの侵入・データ流出などはハックの一部にすぎない。
クラッキング: 　犯罪性をもつハッキングのこと。特に善悪の観点でハッキングやハッカーを論じるために社会的なハッカーが使い始めた用語。
ソーシャルハック: 　ユーザーサポートや管理する人間の甘さを利用してパスワードを聞き出すなどの技術的でない手法によるハッキング手法。
　自分の誕生日をパスワードにしたり、忘れないように付箋紙でパソコンに張ってたりするといいカモになる。パスワードを忘れたんですがとサポートに電話してハックする連中もいる。
トロイの木馬: 　特定条件で起動するように仕掛けられた、隠されたプログラムのこと。いつ攻撃されたかわからないようにする手法を言う。
ワーム: 　自己増殖プログラムの総称。自分自身のコピーを作る物を言う。これ以外の働きを付与されたものを、ウイルス、エージェントという。
ウイルス: 　悪性の自己増殖プログラム。
エージェント: 　電子妖精、あるいはお使いとも言う。ワームの一種でパッチをあてたり、バージョンＵＰしたり、抗体を張ったり、警告を出して自らは消滅する働きをもつ。
　基本的にはいい存在だが、ワームの性格上、ネットに負荷をかけるために必ずしも歓迎されているとはいえない。
ナショナルネット: 　我々で言うインターネットのこと。機能、性能はほぼインターネットに準じる。
プログラム: 　コンピュータプログラムのこと。同名の技能成功要素がある。
善なる魔法使い: 　自称のひとつ。迷惑なハッカーが間違った善意に目覚めて己をそう呼ぶことがある。ウイザードという。
９時の良き魔女: 　ゆかりのこと。ゲーム世界の女性トップランカー１２人のうちの一人を示す称号であり、アーシュラＫル・グインとその著作からとられている。
魔術師: 　詐欺師の親戚で善なる魔法使いより上位に存在する世の確率論をねじ曲げる社会的存在。
　巨大な金や権力を動員してありえない状況を作っては、人に挑戦させる、ゲームを主催する。
坂上先生: 　ゆかりの学校の先生の一人で、どこにでもいる。
坂上十二神将: 　十二人の坂上がそろった場合のこと。
ミズダークダナイー: 　ミスターブラックブラフの娘でゆかりを憎んでいる。ゆかりと同い年。
父親をゆかりに取られていると思っているからである。
金髪でナイスバディを誇示する黒いスーツを着る。
タヌキ: 　動物。頭が良く、食べる事に関しては意地汚い。
グラント２: 　アメリカ陸軍が開発した人型戦車。性能はキメラと同じ。
ゆかりは仲間とともに非武装で勝利した。
隼三型: 　日本陸軍が末期に開発した軽戦闘機。武装は二門の機関砲で最大速度、最大降下速度、高空性能はさほどでもないが、余剰推力に優れ、機動性は天下一品、稼働率は悪くないというものだった。
　ゆかりはどの日本軍機よりもこの機体を評価しており、この機一本に絞って空戦部隊を組織した。
Ｐ－５１Ｄ: 　米陸軍の戦闘機。マスタングと呼ぶ。１２．７ｍｍ機関銃６門を装備しており、高空性能、最大速度、最大降下速度、居住性に優れ、機動性はさほどでもないが、稼働率は非常に良いというものだった。
　高空から太陽を背に（一時的成功要素）、最大降下速度を生かして突撃するのを得意とする。
死の地下迷宮: 　第二世界に広がる迷宮のひとつ。地下一階の奥にはブータの柩がある。
パラライカ: 　アイテム。ロシアの楽器。マンドリンに良く似ている。
＊トリ: 　アイテム。コロポクルこと小型ＰＤＡのこと。ゆかりの目には小神族に見える。
＊にはカタカナ１字が入る。ゆかりが使う＊トリはナトリである。
　小型パソコンとも言える性能で、通信カードを装備しており、プログラム作業やハッキング、ナショナルネット接続が可能である。
手鏡: 　アイテム。
リップ: 　アイテム。唇のかわきを防ぐ。
口紅: 　ちょっとおしゃれする時のアイテム。
ただし、ゆかりは武器だの道具だのに良く使う。
携帯化粧道具: 　アイテム。
制汗スプレー: 　アイテム。
コロン: 　アイテム。
ハンカチ: 　アイテム。
ティッシュ: 　アイテム。
輪ゴム: 　アイテム。
わりばし: 　アイテム。つまようじつき。ゆかりはいつもこのわりばしと輪ゴムを携帯している。
トランプ: 　アイテム。
サイコロ: 　アイテム。
櫛: 　アイテム。
ウォーゲーム: 　アイテム。戦争を扱ったボードゲームのこと。
サイコロとヘクスマップ（六角形の地図）と厚紙の駒、ルールブックを使う。
携帯電話: 　アイテム。
デジタルカメラ: 　アイテム。ムービーや録音も可能である。
ノートパソコン: 　アイテム。
シリコンオーディオ: 　アイテム。小型の音楽再生機で、イヤホンで聴く。
手帳とペン: 　アイテム。
公共交通機関: 　バス、電車、タクシーの総称。
自転車: 　アイテム。