亜熱帯の森に覆われた東京、そびえたつ巨大空中都市。
二酸化炭素削減のため、地球規模で炭素税を導入。
既にアニメ化されてるなんて話は全く知らないまま、このあたりの大手ゼネコンが描きそうな近未来設定に興味を持って読みはじめた。
が、人の背より大きなブーメランで戦車を真っ二つにする、セーラー服を着た美少女が登場したあたりで「アレアレ、もしや、この小説ってそっち系なの?」と首をかしげはじめた。
が、中盤からは、次から次に登場する「刃物をもった○チガイ」の博覧会から妖怪大戦争へ様変わり。
設定もストーリーもどうでもよくなり、下巻は笑い通しだった。
期待は100%裏切られたが、これはこれで面白かった。