本日、来週17日発売の「ハルカ 天空の邪馬台国」の見本誌が届きました。
「辞書並みですゼ。げへへへ」と担当編集から聞いていましたが、梱包を解いて中身を見た瞬間、
「へ?」と思わず、声が漏れました。
さっそく定規を当てて測ってみたところ、表題のとおり3.6cm。
ただし紙の厚みの関係か、手に持った感じは、辞書よりはずいぶん軽い。
とはいえ、これを読もうと決意するには、RPG1本クリアするくらいの気合は必要でしょうね。
ま、実際は、文体や行組みにかなり気を配って書いていますから、たぶん6~8時間で読めると思います。
気になったことが1点。
帯の紙質です。カバーの紙との相性のせいなのか滑るんですよ。
もちろん買ったあとは、帯は捨てちゃうという方には何も問題ありません。
ただ、帯も保存しておくという方は、店頭でしわ一つない綺麗な帯がついた状態の本を見つけるのは、発売日以外では、けっこう難しいかもしれません。
取り置きしてもらうか、通販で買ったほうがいいと思います。
さてパラパラとページをめくると、目を惹くのは佐嶋さんのイラストです。
この本は辞書のようないかつい体裁ですが、イラストが主張しているという点では、間違いなくラノベです。
この本のイラストは、それほどの存在感です。
ただし挿絵の類いは一切ありません。
今回僕は佐嶋さんに「読んでみて、あんたの頭に浮かんだ映像をみせてくれ」とまた、例によっていい加減な発注をしました。
結果として、どういうことになったかといえば、
設定画のように全身が描かれているキャラがあるかと思えば、顔だけが異様に細かく描かれているキャラもあり。
一人で何点も描かれているキャラもあれば、1枚だけ、おまけにその1枚は後姿、というキャラもあり。
カオスです(笑)。
……だけどもね。
その後姿1点が、そのキャラのほぼ全てを語っていたり。
あ、そういえば、マーズのハルカコンテンツにある人物紹介コーナーが更新されています。
今回から、敵キャラのイラストもボチボチ出はじめました。
来週も2回追加します。こまめにチェックしてください。
ちなみにこの2点のイラストも未収録のもの。
左は、蛇の動きを模した躍りをハルカが舞っているところ……だと思います。
右は、土ノ衆(つちんしゅ)、鬼族の女戦士で名前はキララ。正面の麗しき姿は、マーズのサイトでどうぞ(笑)