記事一覧

自画自賛してみる
桝田 省治

 自分で言うのもあれだけど夜鳥子の3巻は上手く書けたと、実は思っている。
 なにしろ「小説の書き方」みたいなタイトルの本を3冊も読んだ(笑)。
 わざわざ買ってきたわけではなくて、ゲームのシナリオを書いたときに、なんかヒントの1つでもあればと思って買ってあったものだ。
 で、たぶん、買ったとき、ざっと読んで「ち、当たり前のことしか書いてねえでやんの」と思ったはずだ。
 ところが「**日までに**ページ」という制限の中で、読み直すと、これが「ほぉ、なるほど、そりゃあ、そうだ!」くらいには素直な気持ちで吸収できた。
 人間、切羽詰ると変わるもんだね。
 でもたぶん1週間もすれば忘れる。
 そういうヤツだ。