スラッシュ!”ファニープレイ”

 ファニープレイは、Aの魔法陣用の(いくつかある)運用教則のひとつで、その名に反してスラッシュ!の中で最も攻撃的で前衛的だと言われています。

ファニープレイに限らずスラッシュ!はルールではありません。ルールを拡張することも、拡大することもありません。

 広義でのスラッシュ!は、非ルールのノウハウとして各ハウス(セッションデザイナー以下のプレイヤーの集合)がそれぞれ編纂保有するものですが、今回はその一つを明文化して配布を行います。

ファニープレイ導入の効果

 ファニープレイを導入することで、以下の効果があります。

  1. SDの事前準備がいりません。
  2. SDの思いどおりにゲームが進みません。
  3. SDとプレイヤーの腕前がこれ以上ないほど出ます。
  4. 良い訓練になります。
  5. 初めて顔をあわせた人ともある程度プレイできるようになります。

また、多くのセッションデザイナーにとっては独自のスラッシュ!の編纂指針となるかもしれません。

基本的なゲームの進行形

 ファニープレイは1シーン1ゲーム1時間を基本としてプレイヤー主体で進む計画性のない遊び方です。
 シーンが足りなければシーンを足し、プレイ時間が足りなかったら延長するという、へなちょこぶりがこのゲームの基本です。

プレイヤー主体進行

 ファニープレイではSDはシーンの目的設定(&ギミック設定)と判定以外を行いません。つまり、筋道の設定や進行補助、誘導などは行いません。
 シーン目的をどう達成するかはプレイヤーに任され、SDはその判定役、記録役に徹します。

例:
その日、SDはAの魔法陣で花見をやる。楽しむための難易度は5と言った。(シーン目的の設定)
 プレイヤーたちはそれぞれが方法を考え、SDはそれを判定する。(行動判定)
SDはシーン目的の設定と各種判定、記録以外はやらない。

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