挑戦の魔法陣
VER2.5用サプリメント

Aの魔法陣 VER2.5用サプリメント <挑戦の魔法陣>

○イントロダクション

いやらしい塔・・・
 魔術師、Aが立てたという、草原にちょっぴりそそりたつその塔は、10歳限定で立ち入ることが出来る初心者用ダンジョンである。
 そこには少年少女の夢が、夢が詰まっているというもっぱらのうわさである。
そして今ここに、協力しつつ、いやらしい塔に挑戦する少年少女たちがいた‥‥

○ゲームの目的(SD以外のプレイヤー用)

 貴方は小学校の行事として友達(SD以外の他のプレイヤーのことです)とともに冒険に出た10歳の少年少女です。
貴方はいやらしい塔の最上階である5階にいき、そこにある“かなり大人になる秘宝”(内容は各SDが考えてください)を手に入れるのが目的です。

○追加ルールセクション

○戦闘距離、方式による処理の変化(追加ルール)

戦闘時の状況によって戦闘における処理は変化します。
以下をご覧ください。

A.武器の使用制限攻撃で抽出される成功要素

3m未満の距離では格闘関係と短剣の成功要素が抽出され、3mから10mでは白兵関係と(大剣、長剣、小剣、投げ短剣、戦斧、手斧、魔法の剣、戦槌、槍、斧槍)が使われ、10mよりも大きな距離では射撃に関する成功要素と長弓、短弓が抽出されます。

B.武器の使用制限

 天井に手が届く狭いところでは、槍、斧槍は持ち込めません。
左右に手が届くところに障害物がある場合では、切る、砕くの成功要素を抽出してはなりません。
光源に向かって矢を打つことは出来ます。が、暗がりに矢を射ることは出来ません。
 石弓は一回の戦闘で1回しか撃てません。(矢の巻き上げに時間がかかるためです)

C.両手持ちと両手武器

 両手で一つの武器を使う場合、その装備の成功要素は任意1種類が2つ分追加されます。例えば両手で剣を支えて攻撃する場合(切る、突く、砕く、受け流す)に加えて成功要素を一つ、加えられます。切るでも突くでも一つ増やせる訳です。
 長弓、短弓、石弓は両手で必ず保持しなくてはならず、盾と併用することはできません。

 キャラクターがメル・オーマの場合、利き腕でない片方の手に刺盾か短剣、投げ短剣をもって戦うことも出来ます。
この場合は、攻撃時にこれらの成功要素を加えることが出来ます。

 キャラクターがメル・オーマの場合、両方の手に小剣をもって戦うことが出来ます。
この場合は、攻撃時にこれらの成功要素を加えることが出来ます。

D.攻撃の種類

 敵によっては、ある種の攻撃が効かないときがあります。
この場合、武器の成功要素が減ります。

例:
踊る鎧には切るが通用しません。
小剣で攻撃する場合、[切る、突く、砕く]なので突くと砕くだけが抽出されます。

○防御で抽出される成功要素

防御で抽出される成功要素は距離に応じて変わります。

3m未満の距離では格闘関係と鎧(硬い革鎧、鎖鎧、甲冑)の成功要素が抽出され、3mから10mでは白兵関係と鎧(硬い革鎧、鎖鎧、甲冑)と盾(小盾、盾、刺盾)、剣の受け流しが使われ、10mよりも大きな距離では回避関係と鎧(硬い革鎧、鎖鎧、甲冑)と盾(小盾、盾、刺盾)が抽出されます。

○防御の種類

 敵によっては、ある種の防御が効かないときがあります。
この場合、防具の成功要素が減ります。

例:
槍を持つ骸骨兵は、受け流しが使えません。
剣で防御する場合、受け流すしかないのでなにも抽出されずに終わります。

E.撤退と降伏

 すべての敵には士気値が設定されており、いずれかの能力の成功要素がこの値を下回った時に敵は撤退か降伏をしようとします。どちらを選ぶかはSDの任意です。ランダムに決めてもかまいません。
逃げる敵に攻撃する場合、難易度は−5されます。
降伏した敵をどう扱うかは勝った側の自由ですが、多くの場合は武装解除して縄でつながれます。(そして適当なところで身の代金をとったり解放したりするでしょう)

F.その他戦闘に関するルール

G.集団戦闘(簡易戦闘)

 敵味方が多く入り乱れる場合は、SDは以下のルールを使ってください。

  1. 集団戦闘では、一時的にキャラクターが“敵”あるいは“味方”という便宜上存在するキャラクターにマウントされて運用されます。成功要素の提出はそれぞれのキャラクターのオーナー、つまり持ち主が行います。
    つまり、根源力2000のキャラクター20人が戦う場合、根源力は40000になります。
  2. 集団戦闘では、ダメージは均等に各キャラクターに割り振られます。

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