発売日は、6月30日。
価格は、640円+税。
ページ数は、340ページくらい。
佐嶋さんの挿絵も間に合いそうなので、どうにかこうにか今月末、発売です。
さて、内容です。
1、2巻は、平安時代の女陰陽師「夜鳥子(ヌエコ)」が現代によみがえり、普通の女子高生の身体を借りて鬼と戦う話でした。
今回の3巻では、その夜鳥子が生きていた時代、平安末期が舞台です。
歴史の教科書で言えば、京都では平家がこの世の春を謳歌し、東北では奥州藤原家が栄華を極めている。
源頼朝は伊豆に島流し。義経はまだ10歳で鞍馬山に来たばかり。
それくらいの時代です。
場所は、雪の蔵王から始まり、平泉、田沢湖、十和田湖と旅し、夏は深浦海岸で海水浴、岩木山で紅葉を楽しみ、津軽で初雪を見る。
そんな感じで、旅をします。
と、こう書くと、とても暢気そうですが、夜鳥子は源氏の家宝である二刀を盗んだため、源氏の追っ手に常に追われています。
あ、そうだ。カバー裏の粗筋を転載しておきます。
源氏の宝刀「鬼切と蜘蛛切」を
奪ったのは、全身に式神を宿し
た謎の女陰陽師、夜鳥子だった。
それを義経と頼政、二つの源氏
から放たれた猛者たちが追う。
逃げる夜鳥子は、東北の雪深い
山中で鬼退治を使命とする若い
僧侶、求道に出会う。二人は、
旅路の中で次第に惹かれあって
いく。だが、求道もまた夜鳥子
を追う者の一人だった……。
鬼才ゲームデザイナー桝田省治
の人気シリーズ、微エログロ+
伝奇アクション第3弾。夜鳥子
と求道の出会いを描く純愛編!!
微エログロと書いてあるのに「純愛編」ですよ、奥さん!!
カバー他、近々少しずつ公開しますので、ときどきチェックしてください。