神々の宴

■神々の宴とは

神々の宴とは、Aの魔法陣用サプリメントです。

神々の宴はルールではありません。ルールを拡張することも、拡大することもありません。
 神々の宴はAの魔法陣用の世界観読本です。

■導入の効果

 神々の宴を導入することで、以下の効果があります。

  1. Aの魔法陣で神々を登場させることが出来ます。

■グランドデザイン 基本的な考え方

 TRPGというものを一種の言葉遊びとして考えた場合、その主たる属性は言葉の意味する範囲(これを外延という)の規定と規定範囲での運用です。

 分かりやすく言えば、TRPGは言葉遊びであり、言葉遊びでもっとも重要なのは、言葉の意味と、言葉の使い方である。というものです。

例:
捨てられた古い単車をレストアする難易度5
チョコレートケーキをつくる難易度5

 上記はゲームシステム上はまったく同じ処理をされますが、Aの魔法陣を遊んだ方であればご存じの通り、ゲーム性は全く異なります。

これは行動宣言の内容と成功要素の抽出の仕方、効果が違うことを背景にします。
 もっと分かりやすく言えば、それぞれの事象からくる連想の範囲と広がりが異なるため、成功要素の動員手順が変化し、ゲーム性がこれに伴って変化するわけです。
 SDとプレイヤーたちと、言葉の概念が接近したときのやりとりからがAの魔法陣の本領です。

 神々の宴はAの魔法陣を象徴する概念近接を手助けするサプリメントの一つであり、Aの魔法陣の特徴を示すサプリメントの一つです。

■注意

 このサプリメントはセッションデザイナーとプレイヤーの共用物です。全てのプレイヤーとセッションデザイナーが読んではじめて、このサプリメントは意味をもちます。
 セッションデザイナーはあらかじめ、このサプリメントを読み、またプレイヤーに読ませた状態からゲームを遊んでください。他のゲームのどれとも違う、これはAの魔法陣ならではの約束事です。
(本書式に沿ったものをA−DICと呼称します)

■A−DICの使い方

 Aの魔法陣ではセッションデザイナー(SD)の判定で設定を参考にして判定してくださいと書かれている部分がたくさんあります。A−DICは設定の一つとして、このときに影響を与える存在になります。
A−DICはSDが自分で作っても編集しても構いませんし、単独使用でなく、組み合わせて使うことも出来ます。

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