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ガンパレード・マーチ10周年!
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 『ガンパレード・マーチ』が発売されてから、今日でちょうど10年が経ちました。
 つい先日、『ガンパレード・マーチ』のアーカイブス配信が実現しましたが、長年お付き合いいただいているガンパレファンの方々のご支援の賜物と深く感謝いたします。

 そして、この記念の日に、凜様とみさき様より素敵な贈り物を頂きました。


 心よりお礼申し上げます。本当にありがとうございました!

Twitterから抜粋、最近分
桝田 省治

アップロードファイル 266-1.jpg

↑高河ゆんさんが撮影

・とてもよく出来た錯視
http://twitpic.com/2ocbxx

・ご無沙汰しています。帯にコメントをいただいた「鬼切夜鳥子」は、毎度もうイヤだと言い続けながらも5巻まで続きました。もうすぐ初の児童書が完成するので本になったら送らせてください。
(乙一くんをツイッターで見つけた)

・9/16 久しぶりに投手がしっかり仕事して打線もなんとかつながっていい形で勝った。中日も負けたようだし、あとはマエケンの健闘を祈るのみ。

・9/18 セリーグの後期優勝は、ぶっちぎりでヤクルトってことでいいよ。

・美人編集者が夏休み中なので詳細は不明だが、彼女のことだ、自分が休んでいる間に他人を休ませるなんてもったいないことはやらないはず。たぶん稟議書だか承認書がもう回ってると思うよ RT ゲームデザイン脳(iPhone版)の完全版はいつでるんですか?

・9/19 明日の秋山救世主に期待。

・俺屍好きな方には、一番人気がない3巻をお薦めします。ただ「エログロヒャッホーイ」というほどでもないよw RT 桝田省治の鬼切り夜鳥子が気になる。エログロヒャッホーイな感じだしー

・2階にある古いテレビが突然映らなくなったのは、地デジ化のためだろうと思っていたが、アンテナ線が外れていただけだった。たまにしかテレビをつけない人間への告知の浸透具合っておそらくこんなもん。

・資料が広げられる大きなテーブル+長時間借りられる+タバコが吸える+メシ食える+静か+都心 という条件で会議室を探しているとき、即座に歌舞伎町のカラオケ屋という発想がでる水玉さんの柔軟さに感激。

・「まおゆう」書籍化プロジェクト。時間がないのでキャラデザとイラストを分担することにした。

・ごめん、いつ?どこ? RT イベント「メタルマックス・トークライブ」のシークレットゲスト、スクープ情報! シークレットゲストは「桝田省治」さんです。

・「いつ?どこ?」と書けば、その応答が場所と時間の告知になるという計算だ。まさか忘れてたなんて、ハハハ、あるわけがないじゃないか、ハハハ

・9/22 明日は、高河ゆんさんと小林智美さんと銀座でお茶した後に、三人で伊藤賢治さんの20周年記念コンサートに繰り出すという、ここ5年くらいでもっとも贅沢なデート。

・「やっぱ楽器が弾ける男子はポイント高いわねえ」「料理がうまけりゃ満点だよね」と小林さんと高河さんがコンサートの帰り道に話してた。イトケンは暇を見つけて料理の練習もすべきだなw

・あまりに普通のおじさんなのでよくガッカリされますw

・最近、商品としては熟れすぎの梨をあちこちからいただく。松戸は首都圏のベッドタウンとしてはややいびつで問題も少なくない町だが、梨好きの僕としては、この季節だけは住んでよかったと心底思う。

・当時のメインスタッフほぼ全員がtwitterをやっているので万一行き詰ったら何なりとご用命くださいw @takakoshimura ただいま何年ぶりかの天外魔境Ⅱをプレイ中です。

・長男は高3、次男は中3。ふたりとも受験生だ。長男は合格判定50%の学校に2人に1人しか受からないと言い、次男は2人に1人は受かると言う。

・心にしみる名言 RT @HitoshiSakimoto: 悪いのは私で、お酒に罪はないのです。w
※このRTのあと、崎元仁さんと飲みに行こうという謎の展開w

・「~~的な意味で」という言い回しをする人は、本人が知らぬ間に中国に連れていかれて洗脳されているんじゃないかと念のために疑う。

・全部上手くやろうとするから難しいと感じるしストレスもたまる。半分くらいうまくいけば御の字、それ以上上手くいったらラッキーと考えれば難しくはないさ。人生の当たり外れなんてそんなもんだろ。RT 前からお聞きしたかったのですが、「アクションが苦手」なのに、俺屍のエンカウント方式はかなりのアクション性を要求されていますよね。

・ハイレベルなアニメ作品
http://bit.ly/9LHLF4

・高河ゆん先生撮影の雨の246。色合いが70年代w
http://twitpic.com/2sitt1

・9/28 うそ! 水曜だと思ってた…… RT @nakamura_ching: 今日月曜かと思ったら火曜か

最近読んだ本
桝田 省治

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●夏期限定トロピカルパフェ事件 米澤穂信著
 度が過ぎる推理好き、復讐好きの性格を隠し、「小市民」として平穏に暮らすことを目標にしていて、そのために学校では恋人を装っているという、なんともひねた高校生の男女が主人公の推理小説。
 1作目は、自転車泥棒を除けば犯罪らしい事件は起きず、日常に潜むささやかな謎を人知れず解いていたのだが、2作目の本作では、誘拐事件が起き、それに誘発され、世間から隠そうと努力していた主人公ふたりの性格の「クロ」さが徐々に出てくる。
 ま、そんな感じの趣向。

 推理小説の謎解きを設計しそれを小説にしたてる手並みは、とても上手。ただし、それだけなら他にもうまい人はいる。
 本作のユニークさは、主人公が非常に優秀な探偵でありながら、その優秀さに本人たちが戸惑い悩んでいるという矛盾だ。
 加えて、高校生の男女というのがまたいい。
 悩みの中身はかなり変わっているが、他人から見たら取るに足らないことで悩むのが中高生の特権みたいなものだ。
 それに同じことで悩んでいても男女でずれる。

 中高生の頃の自分の性格や恋愛経験を思い出すと気恥ずかしさを感じる大人が読むとニヤニヤできる設定だ。
 
●陽気なギャングが地球を回す 伊坂幸太郎著
「陽気なギャングが地球を回す」とその続編「陽気なギャングの日常と襲撃」を読んだ。
 読みたい本が手元から切れたとき、買い置きしておいたこの作者の小説は常に一定以上のレベルで面白いから重宝する。

 他人のウソが見抜ける、体内時計が異常に正確など、一風変わった特殊能力をもった4人の銀行強盗の話。
 各人の能力は、この手の話としては都合がよすぎるものの、性格のいびつさも含めて、徹頭徹尾終始一貫、娯楽なのでバカバカしくて純粋に楽しい。
 深遠なテーマなんぞ微塵もないところも素晴らしい。

 で、ふと気づいたのが、僕はゲームではおかしな人たちをさんざん登場させていたが、なぜか小説ではほとんど使っていないこと。
 ヘンな人は面白いのにね……。
 ちょっと反省した。