- 休養・再編成
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後方で人員の後退、訓練、装備変更などを行うこと。
個人レベルでは３００日（戦況により延長２００日まで）の勤務で休養を命じられ、部隊レベルでは損耗率（死傷）２０％か、５００日を目処にして行われる。
- 削り
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ある難易度の要求された行動を分割することで難易度を下げて挑戦すること。
広義での前提変換の一種。
サプリメント・セッションデザイナーツールにはその目安がある。
シーンによる時間制限を加味しながら、削りを入れるのがゲームの基本である。
本サプリメント、ウォードレスでの場合の削りとは敵の分断を意味するのが普通である。ＳＤは２分割づつ行い、公平な割り方はしないで１：２程度にすること。難しい方は中間判定でも良い。（いきなり４分割、８分割には認めないで、２分割を複数行う）
- 統合
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ある難易度の要求された複数の行動を一つにまとめることで難易度を上げて挑戦すること。難易度は単純に足される事が多い。
時間短縮に有効な手段。
- 前提変換
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判定にあたっての難易度の根拠となる状況を変更することで難易度を変えること。プレイテクニックの一つ。
例：
一個分隊４名のウォードレス兵（いずれもＰＣ）が１２名の通常歩兵が立て籠もる村を制圧することになった。 その難易度は２８である。
ここに、４名のウォードレス兵を増員した。これで難易度の根拠となる状況を変更され、今や難易度は１６下がって１２になる。
例２：
一個分隊４名のウォードレス兵（いずれもＰＣ）が１２名の通常歩兵が立て籠もる村を制圧することになった。 その難易度は２８である。
が、敵のウォードレス猟兵を優先的につぶした結果、敵のウォードレスの装甲を打ち抜ける火力はほぼ半減した。難易度はこれに伴って１４となる。
- 米中戦争
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２年前まで行われていた戦争。チャイニーズヘゲモニーとアメリカーナヘゲモニーが争った。
限定核戦争であり、ウォードレスを含むあらゆる兵器が運用され、第３国に戦火が飛び火した。
勝者なく戦争はうやむやに終わり、戦後復興は今もなお全く進んでいない。第３国にあっては公権力の及ばない権力の空白地帯ができており、ここで町の有力者と結んだ軍閥が抗争を繰り返している。
戦後両軍から大量の兵器が放出され、これまた大量の復員兵と共に凶悪犯罪を多発させることになった。
- フクオカ占領地
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ウォードレスの舞台。
戦争が終わって２年。米側について参戦した日本はすでに国としての体をなしておらず、米国と中国によって分割、委任統治されていた。
フクオカは中国軍支配下にあり、大量の難民、ないに等しい行政組織、支配はしても統治する意志のない軍が駐屯地から出ないこともあって、今や魔都とも言える状況にある。
戦後の混乱と破壊の傷痕は、今もこの町に根強い。治安は極度に悪化しており、占領軍は住民に親切とはとても言えない。
- 民間警察
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主として日系の元ウォードレス兵（復員兵）が始めたニュービジネス。
金を取ってその地域の安全を守り、凶悪犯罪に対抗する組織である。
多くの場合、占領軍とのコネのある人物が経営しており、少なくない賄賂を送ってはその黙認の元で仕事をしている。
裏ではマフィアとつながっている悪質なケースもあれば、正義感から採算ギリギリでやっている企業もある。
逮捕、尋問、裁判はコストがかかるのでやっておらず、犯罪者の殺害を主として行っている。
- 有限会社世界防衛部
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零細民間警察。ほとんど慈善事業と言える小さな会社であり、採算については目も当てられないがなぜかつぶれないという特技がある。
一般にはプレイヤーたちが所属する会社である。廃材置き場の中に２階建のプレハブをたててそこを事務所にしている。部長（社長）はプレイヤーのだれかが担当するだろう。
ワカミヤ警部や洪征積大尉が良くお茶を飲みにやって来ており、仕事を持ってくる場合がある。
- 安全保安商会
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大手の民間警察。有限会社世界防衛部を目の敵にして事あるごとに傘下に収めようとしている。社長は辣腕の女性実業家タカダ ミツエ。
- 来来軒
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小さなラーメン屋。カウンター席のみ１１席で民間警察が良く利用している。ケンカご法度のルールがあってウエイトレスが妙にかわいい。
- ロバート・Ａ・タカハシ大佐
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ウォードレス戦術の生みの親というべき人物。
米海軍で高い功績のあった人物だが、性格に問題があったためか、軍を退き、今はフクオカで小説家をやっている。
- マモル・オシタ警視正
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ロバート・Ａ・タカハシ大佐に並ぶウォードレス戦術の生みの親の一人。元日本軍少将。軽装ウォードレスの運用において特に優れる。ワカミヤの上司。
- ワカミヤ警部
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戦後に警察特殊部隊に入った元日本軍軍人。
現場の叩き上げで軍の有力者に知り合いが多い。
- アタリ マノ
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戦後のこの時期に花屋を営んでいる女性。全然もうからないらしい。
美しく、控えめな人物である。ワカミヤ警部はこの人物にホの字。
- 洪征積大尉
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占領軍情報部に属する大尉。部下を連れず、単独行動を好む。
戦前日本に留学しており、この点日本に対しては好意的である。
統治しない占領軍にかわって積極的に民間警察を使おうとしている。
彼のお気に入りはどんな大手でもなく、一つの零細企業だった。
- タカダ ミツエ
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大手の民間警察、安全保安商会の社長で占領軍幹部の情婦という噂のある２０代の美しい女である。いくつかのマフィアも経営しており、大きなシンジケートを構成している。
何の因果か有限会社世界防衛部を目の敵にしており、引き抜き、妨害、戦争を仕掛けるなどをやる時がある。
少々ヒステリックな人物。
- ＲＳ
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セプテントリオンの若きエリートで、ウォードレスを敵味方に供給する唾棄すべき死の商人。悪役。黒い専用ウォードレスを装備する。
金髪の伊達男。
