記事一覧

広井さんと桝田さんの小説
桝田 省治

アップロードファイル 65-1.jpgアップロードファイル 65-3.jpg

○広井さんの小説
「フジヤマ★ステーション」広井王子著 集英社刊をもらった。
 顰蹙覚悟であえて言えば「やっぱ広井さんの本領は、熱血少年(全力疾走の馬鹿)だよなあ」と再確認。
 50も過ぎてるんだし、美少女もいいけど、こっちに力を入れてほしいな。勢いがゼンゼン違うぞ、と。
 無責任で根拠もないが、個人的にはそう直感した。
「風呂敷を広げる」という言い回しがあるが、氏には「広げた風呂敷を引きちぎる勢い」を僕は求める。


○桝田さんの小説
「鬼切り夜鳥子1 再び増刷決定」……だそうな。
 3巻の帯の「3巻から読んでも大丈夫!!」の文言が少しは効いたのかもしれない。
 ただし今「1」を読み直すと、独特の勢いがあって笑える半面、明らかに小説の書き方に慣れてなくて恥ずかしいのも事実だ。
 その恥ずかしいモノにどんどん増刷がかかるというのも、正直いうと、なんとも歯がゆい気分だ。

「4」を書けとの声もあるが「4」を出せば、また恥ずかしい「1」が世に出回る。
 うーーん。
 小説ってゲームと違って「いやあ、あの頃のゲーム機じゃ、そのへんが限界だったんですよ、ははは」とメディアのせいにできない、と今さら気づく。

テイルズ オブ イノセンス
佐々木 哲哉

 先週金曜日にバンダイナムコ本社未来研究所にて発表会が行われました。
 私も出席し壇上で一言だけ話させて貰えました。ほんとに一言だけだったので十分に伝えることが出来たか分かりませんが、百聞は、一見にしかずと言う言葉通りに、先ずは、テイルズチャンネルにて動画をご覧下さい。
 これをご覧になって頂ければ、どの様な物が開発されつつ有るのか分かって貰えると思います。

 こちらが、「テイルズチャンネル」と「テイルズ オブ イノセンス」のサイトです。
テイルズチャンネル Tales of Innocence

ファンの来熊
佐々木 哲哉

 先週、金曜日に熱心なファンの方々が熊本を訪れました。
 そう、あの台風の最中です。帰りは、阿蘇で温泉に入って大分から東京へ戻られた様です。それにしても無事に帰宅出来たようで何よりです。

 この度は、台風や、地震で被害に合われた方のお見舞いを申し上げます。

自画自賛してみる
桝田 省治

 自分で言うのもあれだけど夜鳥子の3巻は上手く書けたと、実は思っている。
 なにしろ「小説の書き方」みたいなタイトルの本を3冊も読んだ(笑)。
 わざわざ買ってきたわけではなくて、ゲームのシナリオを書いたときに、なんかヒントの1つでもあればと思って買ってあったものだ。
 で、たぶん、買ったとき、ざっと読んで「ち、当たり前のことしか書いてねえでやんの」と思ったはずだ。
 ところが「**日までに**ページ」という制限の中で、読み直すと、これが「ほぉ、なるほど、そりゃあ、そうだ!」くらいには素直な気持ちで吸収できた。
 人間、切羽詰ると変わるもんだね。
 でもたぶん1週間もすれば忘れる。
 そういうヤツだ。

鬼切り夜鳥子3、明日発売!!
桝田 省治

アップロードファイル 61-1.jpg

 でも土曜日発売ということは、現実的には今日、店頭に並んでいるはず。
 部数も少ないので、もし上のイラストを見かけたらとりあえずゲットしておいてください。

 1巻2巻は、平安時代の女陰陽師の霊に憑かれた現代の女子高生が、学校や修学旅行先で鬼退治をする話でした。
 3巻は、その女陰陽師が生身の身体で生きていたころ、つまり平安時代が舞台です。
 たぶん、次の4巻はまた現代に戻り、この夜鳥子のシリーズは、とりあえず完結するような気がしています。
 この3巻は、その橋渡しになるお話なので、いろんな意味で重要な転換点になっています。
 1巻2巻の原因の話なので、3巻から読んでもわからない設定などは一切ありません。3巻から読みはじめるのも一興だと思います。
 はじめての方もおなじみの方も、ぜひどうぞ。

 ☆立ち読みコーナーできました。
 (第1章)
http://www.enterbrain.co.jp/fb/08shinkan/08shinkan.html#_03
 (序章、第2章、壁紙配信中)
http://www.linda3.co.jp/novel/nueko/index.html

 ・それから「ハルカ」の続きを楽しみにしている皆さま。
 僕の「伏線の回収テクニック」が、どの程度のものか、夜鳥子3を読めば一目瞭然です。
 今、プロットを考えています。年末にはなんとか(笑)。

 ・あと3巻の帯の下、見落としがちだけど“色っぽい”工夫がしてあるので忘れずご利用ください。